ゼミの全体像について

Q1.ゼミの全体像はどのようなものですか?
A.以下の図が年間を通して活動の全体像です。上に挙げたような能力を、ゼミの仲間と楽しみながら切磋琢磨して養ってもらうために、教室で実施するゼミだけではなく、それ以外にも、役に立つゼミ活動(オレンジで図示)を設けて、学外で刺激を受ける経験も積めるようにしています。
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社会人実務家との懇談会」というのは、一学期に2回ほど、ゼミが終わった後の19時頃から21時頃まで、社会の第一線で活躍するプロフェッショナルをお招きして、具体的な日々の仕事の内容や、その職業を目指す際にアドバイスなどをもらうというものです。3年生の終わりに向けて、就職先を具体化していくのに役立ててもらうための企画です。
「京都の大学との合同ゼミ」というのは、11月末に1泊2日で京都に出向き、現地の大学で外交や国際政治を学んでいる学生の皆さんと合同でゼミを実施する企画です。2016年度は、龍谷大学の日本外交を学んでいるゼミ生さんたちと、「アメリカ次期政権と日米同盟の今後」といったテーマで合同ゼミを行う予定です。紅葉の時期ですので、土曜晩に合同ゼミと懇親会を終わった後、ライトアップされた寺社仏閣を巡りながら夜の紅葉を見学し、翌日午前から昼過ぎも京都観光をしてから新幹線で帰京します。
「海外自主研究旅行」というのは、<2年生の有志>が年度最後の春休みに、自分たちでテーマを決めて、外国に2週間ほど調査旅行に出かけるというものです。2015年度は、3つのグループに分かれて、東南アジア諸国に出向き、各国のローカルな一般市民の人々が台頭する中国をどう見ているか、中国の周辺国進出の実態を視察してきました。インドネシア、タイ、ミャンマー、マレーシア、スリランカ、ベトナムなどに出掛けました。2016年度は、アメリカに調査旅行に出かける予定です。専門家や大使館とのアポイントを取ったり、現地での交通機関の手配、シンポジウムなどへの参加など、実務的な経験を積む良い機会となっています。