6/12 本ゼミ議事録

文責:廣田

 

Q.アメリカではなぜ主流意見が孤立主義から国際主義に変わったのか?

A班 ソ連を脅威として意識するようになったから(イデオロギー的対立)

   手段 - 経済

 ・ソ連を潜在的な脅威と見なしていたアメリカは、ソ連の影響力がヨーロッパに及ぶことを危惧した。

  →そのため、経済援助をもちいて西側陣営の確立を図った。

 

B

1.ファシズムの台頭・ブロック経済圏など、

     戦争の原因となりうる要因を発生させないため

       ↑

     秩序形成への意図・能力を保持   

2.ソ連への対抗

     西欧や日本などと協力する必要があった

 

C

・アメリカによるパワーでの優位

WWⅠ後→世界恐慌によりパワーの低下→孤立主義に戻る

・イデオロギー   

WWⅠ後

   孤立主義→ファシズムの台頭→WWⅡの原因の1つ

           ↓ 反省

WWⅡ後                       

   他のイデオロギーの台頭を防ごうとした

 

D

WWⅠとWWⅡ後の違い

 ①    孤立主義を放棄

 ②    国際主義を採用

 

<要因>

    ソ連の膨張政策への対応が必要だった

    秩序を主導する能力と意志が両方備わった


 

 

解題

伝統的な孤立主義:アジアではなくヨーロッパの事を指す

    アジアは孤立主義ではなかった

    ヨーロッパと政治的な関係だけでは関わりを持たない方がいい

(経済関係は例外)   c.f.)ワシントンの告別演説

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

集団安全保障と集団防衛の違い

・集団安全保障:グループの中でルールを破った国をみんなで攻撃する

・集団防衛:初めから敵が外にあり、同盟を結ぶ

 

NATOの目的

“To keep the Germans down, the Russians out, and The Americans in” Lord Ismay

 

アメリカ人が殺害される事件が契機となってアメリカが戦争に参加した

例 ・WWⅠルシタニア号事件 WWⅡ真珠湾攻撃

Q. なぜWWⅠ後に「欧州政治に関わるとアメリカの不利益になる」との認識が放棄されなかったのか?