理論 (総括)

9月30日と10月7日の2週にかけて理論の勉強をしたので、それについて簡単にまとめようと思います。

『リアリズム』

・リアリズムの共通理念
1.世界が無政府状態
2.国際関係におけるアクターが国家であること
3.国家の最大の目的は生き残り
4.パワーは生き残るために重要かつ必要手段

・安全保障ジレンマ
→何がジレンマなのか?
⇒A:自助をしたら相手もパワーを増大
B:何もしなかったらやられる

『リベラリズム』

・リベラリズムの国際政治観
アナーキーにあっても国家は必ずしも戦争を繰り返す権力闘争を行っているわけでは ない。国家は軍事問題を常に優先的に取り扱うのではなく、争点領域は貿易問題や環 境問題など多岐にわたる。そして国家以外のアクター(非国家主体)が、国家の対外 政策に影響を与え、国際政治において重要な役割を果たす。

・相互依存論
国家間の経済的相互依存や多国籍企業、非国家主体、国境を越えたネットワークなど の役割を重視。

・リベラリズムとネオリベラリズムの違い
リベラリズム:非国家主体の重要性
ネオリベラリズム:国家は合理的単一の主体

『コンストラクティビズム』

・間主観
→個々のアクターがお互いについて持っている、または作り上げた共通理解

例:安全保障ジレンマ
イギリスの核はアメリカにとって脅威ではないが、イランや北朝鮮が核一つ持つ   ことは、敵対国としての共通理解があることにより、アメリカにとって脅威とな   る。

・合理主義とリフレクティビズムの架け橋
合理主義:利潤極大化
リフレクティビズム:選考の変化に注目

とても大雑把にまとめてしまいましたが、こんなカンジです。
コンストラクティビズムに関しては、森先生の説明の中ででてきた
「Aさんに3人の彼氏候補がいた場合」というケースを
当てはめるととても理解しやすいのではないかと思います笑

来週は公開ゼミなので、皆さん気合い入れて頑張りましょう!!