2016年度ゼミ秋学期シラバス

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2016年度演習「国際政治学」シラバス                   ver. 09/19/16

国際システムにおける権力移行と平和的変更の可能性と限界

(火曜4・5時限/F301教室)

森  聡/80年館910号室

smori@hosei.ac.jp

 

【班分け】 ※毎回授業開始時に教室内のテーブルを6つの「島」に並べ直し、班毎に着席

A班 畝岡、羽賀 小原、小川、半田
B班 高田、鈴木、荘司 佐藤、安藤
C班 阿部、齊藤拓海 冨永、諏訪
D班 櫻井、山縣、樋口 松岡、大橋
E班 神澤、仲舛、小林 竹谷、宮崎
F班 吉田、齋藤開 大矢根、岡安、兼田
 

【秋学期のタスク】

その1 文献報告と議論(各班)
  • 秋学期は、大国間のパワー変動にまつわる国際政治理論などを中心に学ぶ。
  • 担当班は、課題文献(次頁に記載)について次の二つのタスクを実行する。
  • 課題文献に関するレジュメを作成し、ゼミで配布する。
  • 分担者ごとに体裁が異ならないように、班内でレジュメのフォーマットを統一すること。
  • 報告担当班は、パワーポイント(PPT)を使って文献を解説する。各班は今学期2回報告する。
  • 報告時間は30分を目安とする。班内でスライドの体裁を統一すること。
  • PPTのスライドを印刷したものを、ゼミで教員に1部配布、終了後にPPTファイルを全員に配信。
  • ゼミで課題が出された場合には、翌週までに、A4一~二枚程度で考察・分析・意見・疑問点等を文章形式(箇条書きの単なるメモは不可)でまとめる。1部を教員に提出し、もう1部を手持用にゼミに持参する。理由なき課題の提出遅延等にはペナルティを科す。
その2 ゼミ・ペーパーの執筆(2年生
  • 2年生は、年度末にゼミ・ペーパーを提出する。(※原則としてA4で6枚以上
  • ゼミ・ペーパーの論題は、以下のいずれかを選択。
A)「東アジアにおける、いわゆる『二重のヒエラルキー』構造下において、中小国がとっている戦略とはどのようなもので、なぜ類似の構造下にある中小国が、異なる戦略を採用しているかを、仮説と事例を用いながら説明せよ。」

B)「パワー変動期の大国間関係を説明する理論的枠組みを3つ以上挙げ、その内容を詳しく説明しながら、その問題点を指摘せよ。次に、右で取り上げた3つの理論的枠組みとは異なる、独自の理論仮説を提示して、それを用いて今日の東アジア国際政治を説明せよ。」

その3 ゼミ論文の執筆(3年生
  • 3年生は、年度末にゼミ論文を提出する。
  • 論文の骨格となる研究計画を作成し、秋合宿(3年生のみ)で発表する(報告時間は20~30分を目安とする)。研究計画は、①問題の所在、②先行研究の検討、③自説の説明、④実証(どのようなデータ・根拠材料で自説を証明するか)、⑤結論、を箇条書きでA4一~三枚で用意する。これとは別に、参考文献リストを添付する。
 

【日程】
  課題
9/20 休講(夏合宿振替日)
9/27

 
・  合同ゼミの準備作業に関する打ち合わせ(全体)※座席は2年と3年に分かれる

・  リクルート活動の打ち合わせ(2年生) ・海外研修報告会の打ち合わせ(3年生)
10/4

 
<現代アジアにおける大国間政治の問題>

・   Hugh White, “Can Asia break free of great-power Dynamics?” East Asia Forum, March 27, 2016, available online.(短評記事)

※全員が読んできて、ディスカッションする/各自で上記オンライン記事を入手
10/11

 
<アメリカ一極優位の行方>

・   Stephen G. Brooks and William C. Wohlforth, “The Once and Future Superpower,” Foreign Affairs, May/June 2016, pp.91-104.

※全員が読んできて、ディスカッションする/サブゼミでの事前学習を勧奨
10/18

 
<平和的変更・権力移行・覇権戦争の理論>

※3年生によるプレゼンテーション/各文献のエッセンスを20~30分程度で解説/

昨年度使用したPPTスライドを使い廻して差し支えない

・   E・Hカー、『危機の二十年』、「第13章 平和的変革」

・   A.F.K. Organski, “Chapter 14 The Power Transition,” in World Politics 2d ed.

・   Robert Gilpin, “Chapter 5 Hegemonic war and international change,” in War and Change in World Politics.
10/25

 
・   前回の課題に関する議論

<ツキジデスの罠-その1>

・   ナイ・ウェルチ『国際紛争』第1章(A班)※特にペロポネソス戦争を詳解されたい
11/1

 
・   前回の課題に関する議論

<ツキジデスの罠-その2>

・   Graham Allison, “The Thucydides Trap: Are the U.S. and China Headed for War?” The Atlantic, September 24, 2015, available online. (B班)※各自で入手

・   Joseph S. Nye Jr. “Inevitability and War” (C班)
11/8

 
準備日(2年生=公開ゼミ、3年生=研究計画)
11/12(土) 秋合宿(3年生のみ)研究計画の発表 学生によるゼミ説明会(2年生対応)
11/15

公開ゼミ
・   4時限 <ツキジデスの罠>に関するプレゼンと議論

・   5時限 ゼミの説明
11/22

 
・   合同ゼミの準備
11/26(土) 龍谷大学との合同ゼミ
11/29

 
休講(合同ゼミ振替日)
12/6

 
・   前回の課題に関する議論

<平和的変更の歴史的事例と覇権戦争論の妥当性>

・   Charles Kupchan, “Benign states and peaceful transition” (D班)

・   Jason Davidson and Mira Sucharov, “Peaceful power transitions: The historical cases” (E班、F班)

・   William Wohlforth, “Hegemonic decline and hegemonic war revisited”(A班、B班)
12/13

 
・   前回の課題に関する議論

<米中関係と同盟>

・   Michael Mastanduno, “Order and Change in world politics: the financial crisis and the breakdown of the US-China grand bargain”(C班、D班)

・   Charles S. Maier, “Thucydides, Alliance Politics, and Great Power Conflict” (E班)

・   Richard N. Rosecrance, “Allies, Overbalance and War” (F班)
12/20

 
・   前回の課題に関する議論
1/10

 
各自でペーパー・論文の執筆
1/17

 
ゼミ・ペーパー(2年生)/ゼミ論文(3年生)の提出

総括
 
  • スケジュール中の網掛けの日は、ゼミは実施しない。
  • ゼミ選考関連
学生によるゼミ説明会は、おそらく11/12(土)午後開催。ゼミ公開期間は11/14―28、1年生の志望票の提出期限は11/28を予定とのこと。

 

【以上】