萩谷ゼミとの合同ゼミ議事録

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2012年 3月22日(木)

萩谷&森ゼミ・ディスカッションパート

「今後の朝鮮半島情勢・南北朝鮮の最善な関係を築くには何が必要か」

 萩谷ゼミとの合同企画において、互いのプレゼン発表の後、上記のディスカッションテーマを設定し両ゼミ生が入り交じってディスカッションを行いました。

 

◎各テーブルにおけるディスカッション内容 

現状が最善か?

↓修正すべき事象

〇北朝鮮が危ない

①           強硬姿勢→核発射

②           政権崩壊→難民発生→周辺国の紛争契機に

 

統一は可能か?

〇統一するには、危ういほうが達成しやすい

 ・実現するとしたら韓国が吸収

 →韓国側にメリットなし

 →北朝鮮政府は存続を第一義に動く

 

〇家族国家は既得権益にしがみついてるだけなのでは?

100年単位で、資本主義の波に飲み込まれるのでは?

→北朝鮮政府がどういう舵取りをするかが重要、そしておそらく簡単には変わらない。

 

〇停戦ではなくて、終戦にする=統一を諦める

 →北朝鮮は、統一をひとつの至上目的としているため、困難

 →韓国も、教育によって統一を強めてきているため、修正は困難

 

〇経済特区によって北朝鮮を内側から支援

 →政府にお金を回すだけ…政府は何に使う?

 

〇北朝鮮の瀬戸際外交と、他国からの支援

 

〇アメリカの支援減少→中国の支援が増大

 北朝鮮が中国に急接近…中国モデルに移行し、安定

→政権は安定し、瀬戸際外交に頼る必要もなし

 

 ◎各テーブルの結論

A班:条件=緊張がないこと

  ↓

 瀬戸際外交をやめさせる(背景)国内疲弊による体制の弱体化

  ↓

 北朝鮮への援助必要(物品、金ではなく技術企業誘致など持続可能な援助)

  ↓※中国:北朝鮮に資本的うまみはないが崩壊の危機から米・韓よりは北朝鮮も受け入れやすい

 国内情勢改善

  ↓

 瀬戸際外交必要なくなる

  ↓

 関係改善

 

B班:核を使った瀬戸際外交を改善

 そのためには、

  アメリカの支援を減少し、中国が今以上に支援増大

北朝鮮が中国に依存する状況になる。

利点:北朝鮮の政権が安定する。中国に対しては瀬戸際外交の必要がない。

   実現性として、北朝鮮が大人しくなり、中国の発言力が上がる

   韓国としても、北朝鮮の崩壊が防げる。

 

C班:制限時間いっぱいにつき、まとまった結論はなし。

 しかし、ディスカッションを通して以下のことは言うことができる。

統一は無理・・・経済格差が主要因。

   ↓

 現状維持

  前提:北の政権の安定

     金政権の維持=現状維持

       ↓ならば

     金政権の維持するための必要条件

     政府間←エリート層が搾取して人民に渡らない。

     政府と民間←金政権の以外の国民の生活を支える存在→金政権衰退

 

◎総評

〇萩谷教授

社会現象はもぐら叩き。ポイントの定め方…補助線を引け。

・北朝鮮に核を持たせたくない→瀬戸際外交を止めさせたい

国という対立構造を見たときに、すべての国を同様に見てはいけない。

中国に無力化させる→なぜやらないのか?

アメリカはなぜ手を引かないのか?

デモクラフィック(人口構造論)の手法ex少子高齢化

中国は2015年に少子高齢化始まる。

韓国も少子高齢化の目前

六者協議の鉄の三角形:北朝鮮の核はリスクであり、メリット→アメリカの立ち位置は?

中国とアメリカの足並みがそろえば北朝鮮は動く。

米中の冷戦構造は起こりうるのか?

 

〇五十嵐教授

韓国の学生の証言:統一は考えないほうがいい→統一を諦めている

ドイツのカールカイザー(70年代):トランスナショナルポリティクス

→リベラルな人的交流、経済交流による安定化

ex台湾と中国

交流するのがよい。金正日は世襲に反対…しかし、それでは安定しない恐れが。