11/22 本ゼミ議事録

Posted on Posted in 2011年, 本ゼミ 

2011/11/22()

担当:川口


課題

 


Q,

中国は既存秩序に取り込まれるのか取り込まれないのか?

取り込まれるとしたらどういう形で、その結果どうなるのか?

取り込まれないとしたら中国はどうやってその秩序を改変していくのか?

 

A

l  秩序を主導している先進国が台頭している中国に相当する権利を与えることができるか?

YES⇒維持 NO⇒打破

l  アメリカや欧州の貨幣の価値が下がり、中国の貨幣価値が上がる

(世界経済危機ごとにアメリカや欧州の経済が悪くなる)

 

B

条件①西欧が金融危機を乗り越えられるか

条件②中国が秩序内で不利な状況に置かれないかどうか

→現段階では、発展できる機会が与えられている

⇒現秩序に取り込まれる

条件③中国が現秩序に拒否されていると考えるかどうか

  →アメリカは秩序維持のために対応(対抗?)

  ⇒現秩序に取り込まれない

  →改変:多数の発展途上国、新興国の支持

      中国中心の秩序

 

C

条件1:新秩序と現秩序で、どちらが自国おの影響力と利益が獲得できるか?

条件2:中国以外に現状打破国家勢力が出現するかどうか?

 

D

条件1

bricsが中国と同レベルで台頭したら、中国は、bricsの行動が経済的な不利益になるため、自分から既存秩序に入り、bricsの行動を規範とruleのもとに規制する。

 

 

森教授の総括

国内要因と国際要因を折衷して利益と不利益を天秤をかける

 

秩序のあるなしはどこで見分ける?

→ルールがあって、それを履行しているかしていないか

 

期待を共有されている状態→間主観的に期待が共有されている

 行動に関する期待→対外行動規範(核不拡散等)

              対内行動規範、国内に対する規範(人権等)

 秩序があるというものはこの二つの規範を国の中に共有している

 この二つの規範を守らない国というものは基本的に秩序の中に入っていないと見なされる

 基本的な最初の規範というものは「主権国家」

 →世界中の国々に拡散されている

 

国際社会というものはこの規範、すなわち秩序を共有した国々のコミュニティーのことを言う

したがって中国が既存の秩序に取り込まれる取り込まれないは、対外行動規範、対内行動規範を中国が受け入れているかいないかによる

 

事例

南シナ海問題

実力による現状変更は許されるのか?→許されない

これを中国は受け入れるのか?何によって決まるのか?

国内要因と国際要因の折衷になってくる

 中国は南シナの島をとることの利益と、対外諸国からのバランシングによる不利益を天秤にかける

 

民主化

中国が考える

不利益:国はまとまるのか?また大国に食い荒らされてしまう

利益 :人権を保障していかないと米国や日本韓国との関係発展が厳しいものとなる

 

ではどういった秩序ができるのか?

中国は新しい秩序を作れるのか?

中国自身がどんな秩序を作ろうとしているのかはわからない

しかし、当面の中国がやろうとする秩序は、現行秩序の義務の免除を求めるものになるだろう。