11/11 4・5時限

Posted on Posted in 2009年

こんにちは
11月11日のゼミについて更新します☆

今回のゼミでは「アメリカの地域介入は縮小するのか?」
と問題を設定し、
各班で文献を担当、問題に対処するための
政策提言をしたうえで議論をしました。

バーネット・ルービン
「グレート・ゲームからグランド・バーゲンへ
―アフガン、パキスタンをカオスから救い出すには」

《概要》
・パキスタンとアフガンを救い出すために、
アメリカは対テロ戦争の目的を再定義する必要がある。
イスラム原理主義者たちの目的などを明確にし、
ただ単にイスラム原理主義をひとくくりにするべきではない。
・パキスタンの不安の緩和に努めつつも、
アフガンの安定を目指す地域コンセンサスを構築していくための外交イニシアティブを模索していく必要がある。

《政策提言》
・アメリカは対アフガン援助を軍事費用から非軍事的費用(e.g.教育)へ転換すべき
・パキスタンの連邦部族地域(FATA)をパキスタン政府の影響下に置くために、アフガンからの米軍撤退をすべき

《アメリカのとりうる手段》
①対米テロ行為の阻止
・ただしテロリストは世界中にいることに注意!
つまりアフガンだけで解決可能な問題ではない
②イスラム過激派、およびアルカイダによる核兵器獲得阻止
→イスラム過激派によるパキスタンでの政権奪取を阻止する
☆パキスタン中央政府のもつ核兵器をテロリストの手に渡さない
ということが重要

そもそもパキスタンが核を持つ理由は、インドに対抗することであるから、印パ関係安定化が重要

また、アフガン、パキスタンにおいて厄介な問題とは、
・パキスタンの情報統合部ISIがイスラム過激派を支援していること
→ISIに支援を断ち切らせるにはどうすればよいか?
・アルカイダ、タリバンの繋がりを切り離すこと
→なぜ難しいのか?
ということが課題になりました。

スティーブン・ビドル、マイケル・E・オハンロン、
ケネス・M・ポラック
「イラクの安定継続か、内戦への回帰か、その鍵を握る米軍撤退のタイミング」

《概要》
・現在武装勢力の弱体化、治安維持部隊の強化、アルカイダの影響力の低下等により、イラクの安定が維持される現実的な見込みが出てきている。
・タイミングさえ待てば、米軍撤退とイラクの安定化は両立可能である。

《政策提言》
イラク問題の根本はスンニ派、シーア派の対立にあるため、
この対立を解決するべき

《課題》
両者の相互不信をいかに取り除くか

スティーブン・ビドル
「イラクカアフガニスタンか、それが問題だ
―オバマ政権の困難な選択」

《概要》
アフガンの戦力増強はイラクの不安定化を伴う一方で、アフガンへの戦力増強のためにイラクから必要以上に速いペースで撤退すると、イラクは内戦へと逆戻りしてしまうかもしれない。
そこにリスクフリーの選択肢はなく、バランスをとるしかない。

バランスをとるしかないということを踏まえ、
アフガンへはゆっくり増派
イラクへからゆっくり撤退
…することを主張しています。

11日は時間が限られていたということもあって、
アフガンについて主に考えました。

また、政策提言を考える際には、
①構図をはっきりさせ、理解する
②何が問題で、何を目標とすべきか
③目標のために何をすべきか、
できるかを考察する

ことが大切です

ああー、わたしは日々是精進也ですね

最近寒くなってきましたね雪雪雪 風邪、インフルエンザには注意しなくてはいけませんね注意