森ゼミ生によるコロナウィルス禍文献リスト

      2020/05/20

5/5(火)〜5/11(月) コロナウイルスに関する文献、サイト

~目次~
<コロナ危機後の世界秩序>
<コロナ危機とナショナリズム>
<コロナ危機と資本主義>
<コロナウィルスと米中関係>
<コロナウィルスとアメリカ>※アメリカ経済を含める
<コロナウィルスとアジア>
<コロナウィルスとヨーロッパ>
<コロナウィルスとロシア>
<コロナウィルスと中東>
<コロナウィルスと経済>※ビジネス、消費行動、日本企業を含める
<新型コロナウィルスとは>
 

<コロナ危機後の世界秩序>

・畔蒜泰助「ロシアが見据えるコロナ危機後の世界秩序」笹川平和財団、2020/5/1

https://www.spf.org/iina/articles/abiru_02.html

コロナの流行は既存の対立や矛盾を激化させ、米中二極体制の形成が加速化した。ロシアは中国に依存しつつも中国陣営に加わるより他の経済大国との関係を発展させる必要があると冷静に考えているがこうした態度は日本が米中との関係を考える上でも参考にすべきである。

・土居丈郎「コロナ後はインフレかデフレか」東京財団政策研究所、2020/4/16

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3388

コロナウイルスによる経済的な影響、コロナショックが、需要減退ショックになるのか、供給停滞ショックになるのか。第二次世界大戦や世界恐慌の後と照らし合わせて、推測している。コロナウイルスの今を見ることも重要だが、その先を考える上で、興味深い視点となる資料である。

・船橋洋一「『ポストコロナ』米中いずれも勝者になれない訳」東洋経済ONLINE、2020.5.11

https://toyokeizai.net/articles/-/349171

これまでの国際社会の動向から、ポストコロナで優位に立つのはコロナから世界を救ったと認識される国や勢力だと考えられる。しかしながら、中国とアメリカは初動の判断を見誤り、どちらも世界のリーダーになることはできなかった。それに加えて、両国ともに内政上の問題を抱えているため、両国がポストコロナの新秩序形成を引っ張っていくことは難しいだろう。

 

 
<コロナ危機とナショナリズム>

・藤田直央『新型ウイルスの危機が我々に突きつける、「理念なきナショナリズム」の危うさ』The asahi shinbun GLOBE +、2020/4/6

https://globe.asahi.com/article/13268404

新型コロナウイルスの拡大による危機の中で人々の交流は妨げられ各国の内向き志向が高まり始めた。コロナとナショナリズムの共鳴は各国国民を排外主義に導きか

 

<コロナ危機と資本主義>

・「社説 コロナと資本主義 配分のゆがみ正す機会に」毎日新聞社、2020/5/4

https://mainichi.jp/articles/20200504/ddm/005/070/026000c

コロナ禍で資本主義経済のほころびが広がっている。今主要国は何をすべきなのか。政府の役割とは何なのか。考えさせられる内容となっている。

 

<コロナウィルスと米中関係>

・エミン・ユルマズ「コロナがもたらす米中対立の新局面 日本にはプラスも?」日本経済新聞電子版、2020/5/2

https://r.nikkei.com/article/DGXMZO58250470Q0A420C2000000?s=1

コロナショック前、米中は主に通商面で対立していたが、コロナショック後は欧米で反中世論が高まり、米中の対立は激化してアメリカ経済と中国経済の「デカップリング」(切り離し、分離)が発生する可能性がある。

・天児慧 「新型コロナウイルス_パンデミックと米中関係」nippon.com、2020/5/10

https://www.nippon.com/ja/in-depth/d00574/?pnum=4

経済低迷が厳しくなっていく世界の中で中国の影響力拡大への警戒心は高まりつつも経済再建は中国抜きで進めて行くことは不可能である。そして中国は米国に 強い意志で挑戦し続けこれから20年程は米中の覇権争いが続くのではないか。

・桒原響子「新型ウイルスで激化、世論をめぐる米中情報戦」日本国際問題研究所、2020/4/9

https://www.jiia.or.jp/strategic_comment/2020-4.html

米中対立は、新型コロナウイルス感染拡大をめぐる批判合戦の様相を見せている。そして米中対立は情報戦を展開し、各国を巻き込み、情報通信ネットワークや安全保障面で、世界を二分化しようとしている。

・小原凡司「コロナウイルス感染拡大を巡る米中政治戦と国際秩序への影響」笹川平和財団、2020/4/7

https://www.spf.org/spf-china-observer/document-detail025.html

新型コロナウイルスのパンデミックはグローバルなリーダー交代の可能性を各国に認識させる効果を生んだ。パンデミックは、熾烈な米中政治戦をもたらしつつある。

・佐藤亮「新型コロナウイルス感染症と米中関係」東京財団政策研究所、2020/4/23

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3394

新型コロナウイルスによって米中の関係はさらに悪化している。トランプ大統領は3月から本格的にこのパンデミックの原因は中国にあるとして舌戦を本格的に開始。しかしこの行為の背景には大統領選挙があるかもしれない。いずれにしてもトランプ大統領が在任中には米中関係の修復は難しいと思われる。

・遠藤誉「米中激突;ウイルス発生源『武漢研究所説』めぐり」Yahooニュース、2020/5/7

https://news.yahoo.co.jp/byline/endohomare/20200507-00177451/

習近平にWHO事務局長のテロドスが忖度したことで緊急時停宣言が遅れたことは事実であり、習近平は飛翔に罪深い。しかし、トランプ大統領が不確定な情報をもとに新型コロナウイルス(COVID-19)の発生源が武漢研究所であるという発言をしてしまったことによりそれがもし科学的に間違いであると証明されてしまった場合米中関係を傾かせかねない。

・飯塚真紀子「新型コロナ 武官研究所起源説」Yahoo ニュース、2020/5/8

https://news.yahoo.co.jp/byline/iizukamakiko/20200508-00177502/

コロナウィルス中国の武漢研究所起源説を裏付ける点、そしてそれを否定する点が書かれている。研究所の過去の研究、実態を述べながら、新型コロナに対して中国政府がどのように対応してきたか時系列準に示されている。

・時任兼作「失踪した中国人研究者の『消されたコロナ論文』衝撃の全訳公開」現代ビジネス、2020/3/25

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/71310

コロナの発生源について、自然発生的なものなのか、人為的につくられたものなのか定かではなく、特に中国とアメリカでの犯人のなすりつけ合いのようなものが行われている。発生源は中国の海鮮市場とする説や、コロナウイルスがコウモリ由来という説もあり、中国武漢のコウモリとウイルスの研究所の女性研究員が論文を書いたが、中国政府の力によりなかったことにされたのではないかという記事が出ている。また現在その女性は論文をもってフランスに逃亡したため、今後発生源の真実が明らかになるかもしれない。

 

<コロナウィルスとアメリカ>※アメリカ経済を含める

・「米エアビー人員25%削減 1900人、20年の売上高半減へ」日本経済新聞、2020/5/6

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58793280W0A500C2000000/
民泊仲介大手の米エアビーアンドビーが5日、社員の4分の1にあたる1900人を削減する方針を明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大に伴いサービスの利用が大幅に減り、2020年の売上高が前年の半分以下に落ち込む見通しで、コスト削減により存続を目指す。チェスキーCEOは、コロナ終息後、旅行業界はこれまでと違った形になると指摘し、事業を見直す。具体的には移動関連サービスなどを中止し、ホテル予約や高級物件の仲介といった分野への投資も絞り込むとしている。

・小林雅一「アメリカで「経済再開」の動き…コロナ後の職場環境はどう変わるのか」現代ビジネス、2020/4/29

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72219

アメリカでは、経済活動を再開させる動きが始まっている。しかし、頭脳労働者は記事にある通り、感染を防ぐ方法で働くことができるが、作業系労働者は現場に出なければ働くことができない。コロナ禍以前の職業の違いが、コロナ収束後には、所得格差を生んでしまう。

・梅川健 『「戦時大統領」としてのトランプ:レトリックと旗下集結効果』東京財団政策研究所、2020/5/1

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3400

トランプ大統領は3月18日に自らを戦時大統領と呼称した。状況は戦争と同じように悲惨であるから大統領が戦時と同様にコロナ禍の司令官になるべきだとアピールしている。また、見えないウイルスを中国ウイルスと表現。悪いものはアメリカの外にあると訴え、国民からの支持を得ようとしている。

・「アメリカ大統領選、新型コロナ対応不満でトランプの支持率低下」News week日本版、2020/5/13

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/post-93399.php

新型コロナウイルスが猛威を増す中、アメリカでのトランプ政権への支持率が低下し始めている。この禍を受け、政権が変わった時、今後の外交変化について考える。

 

<コロナウィルスとアジア>

・本川裕「世界中で日本だけ『コロナ感染のグラフがおかしい』という不気味」PRESIDENT Online、2020/5/7

https://president.jp/articles/-/35219

新型コロナウイルスの感染者数・死者数推移を国ごとに対数グラフでまとめると、感染者数・死者数共に日本とその他の国々の軌跡が明らかに異なっている。日本はなぜそのようなグラフになっているのか、日本国内の地域で比較したいくつかのグラフとともに記載されている。

 
<コロナウィルスとヨーロッパ>
 

・宮井建志「試されるヨーロッパ的連携―欧州における新型コロナウイルスの現状と見通しー」日本国際問題研究所、2020/4/27

https://www.jiia.or.jp/strategic_comment/2020-7.html

欧州全体で100万人以上の感染者が出ているなか、ヨーロッパという大きな枠組みの中でいかにこの未曽有の危機から脱出するのか。その出口戦略が問われている。複数国

による連携でこそヨーロッパのコロナウイルスからな脱却が成せるのだ。

 


<コロナウィルスとロシア>

・伏田寛範「ロシアにおける新型コロナウイルスの感染拡大と政府の対策」日本国際問題研究所、2020/4/24

https://www.jiia.or.jp/strategic_comment/2020-6.html

コロナウイルスの急激な感染拡大により、ロシア政府も様々な対応を行っている。その中でも、国民の生活を守る社会保障を充実させプーチン体制の支持率が回復した。これによって今後のロシアにおける政治体制の方向性が見えてくるように思える。

 

<コロナウィルスと中東>
 

・水口章「新型コロナ危機後にイスラエル・イラン対立が再燃するリスク」、笹川平和財団、2020/5/1

https://www.spf.org/iina/articles/mizuguchi_08.html

感染症拡大下の中東地域において総選挙を実施したイスラエルとイランの国内政治を踏まえ、両国の対立の焦点となる中東和平問題の行方について検討したうえで、新型コロナ危機後の中東地域では、イラン・イスラエル間の緊張が再度高まる可能性があることを指摘。

 

・「イラン、対米緊張再び 挑発激化、コロナ批判回避か」時事ドットコムニュース、2020/4/25

https://www.jiji.com/jc/article?k=2020042400677&g=int

イランが米国への挑発行動を活発化させている。イランのこの行動の背景には、政府のコロナウイルスへの対応が不手際であるために、市民の目を軍事に向けさせるためであるという見方も存在する。

 

<コロナウィルスと経済>※ビジネス、消費行動、日本企業を含める

・小西葉子「コロナウイルス感染症と私たちの購買行動:POSデータでの記録」独立行政法人経済産業研究所、2020/4/28

https://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0589.html

コロナウイルス下での健康関連品・食品・家電・化粧品の販売動向、インフルエンザの各年の症例数の報告がグラフとともにまとめられている。デマ、中国旅行者、在宅勤務と関連させて考察されている。

・久我尚子「若者の現在と10年後の未来―消費行動編―消費のデジタル化、新型コロナで変化が加速」ニッセイ基礎研究所、2020/4/15

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=64251?site=nli

消費のデジタル化が新型コロナによって加速する。SNS志向がさらに顕著になるが、マスメディア志向も依然高いままだろう。様々な面で「所有より消費」という考えが若者を中心にしてコロナの影響で加速していく。

・ 細川昌彦「新型コロナで日本を襲うサプライチェーン危機、中国リスクとは?」日経ビジネス、2020/2/20

https://business.nikkei.com/atcl/seminar/19/00133/00030/

コロナウイルスの影響で中国にある工場は一時停止を余儀なくされた。これにより、効率や経費の面から中国に進出したり、集中型サプライチェーンを築いていたりした日本企業は大打撃を受け、今そのリスクが浮き彫りになった。今後、企業はそのような「中国リスク」を分析し、対策を講じる必要がある。

 

<新型コロナウィルスとは>

・宮澤正顯「新型コロナウイルス感染症対策講座『感染症の時代を生きる』」Youtube、2020/4/3

https://www.youtube.com/watch?v=aD_vMFWUf8Y

新型コロナウイルスの特徴やメカニズム、脅威について他のウイルスと比較しながら説明している。それを踏まえ感染拡大防止のために我々にできることが紹介されている。

 

・山中伸弥 「山中伸弥による新型コロナウイルス情報発信」

https://www.covid19-yamanaka.com/sp/

山中伸弥教授が、世界の大学や研究機関が発表したコロナウイルスに関する情報を発信している。各国の状況と対策を比較することができる。

 

 - 2020年, 未分類