【ゼミ生の日常・特別編】森聡教授 2018/11/11

   

いよいよ公開ゼミまで残り2日となりました。

今回は【ゼミ生の日常・特別編】として森先生に日常を綴っていただきました!

″研究者″としての森先生から″パパ″としての森先生まで、さらにはオススメの飲食店やバンドも、、!

本記事はゼミ選考期間中のみの特別限定公開です!是非お読みくださいね。公開ゼミで森先生とお話するキッカケができるかも?!

 

森です。ホームページ係の小倉君と宮本君より、日常やプライベートの事について書いた記事を投稿せよとの指示がありましたので、投稿します。

まず仕事の日常について。大学教員の日常的な活動は一般的に、<教育>、<研究>、<大学運営>という三本柱で構成されています。学生の皆さんとは、教育という活動を通じて接しているわけですが、普段見えないところでは、研究と大学運営というものにあたっています。この三つをバランスよくまんべんなくやるか、あるいは特定の活動に力を傾注するかは、その教員次第です。何か決まりがあるわけではありません。教育については、皆さんはなんとなくイメージを持っていると思いますので、大学運営と研究について少しだけ書いてみようと思います。

大学運営というのは、一言で言って、授業やカリキュラムに関することから入試のこと、その他大学の諸制度に関する様々な事柄にまつわる事務を処理することです。事案によっては、学生さん個人に関することなどにも対応することもあります。教授会という会議も、だいたい隔週で月曜午後に開催され、法学部の先生方が集まって様々なことについて審議します。私は2018年度、大学院の政治学研究科長という役職にありますので、大学院関係の運営事務を職員の皆さんの助けを得ながら処理したり、大学内の会議や委員会に出て協議を行ったりしています。

研究には、実に様々な活動が含まれますが、これも教員によって種類や分量は様々です。私の場合、論文の執筆から研究会(研究者が集まって専門的な研究テーマについて報告者が研究成果を発表して議論する場)や学会での発表、国内外で開かれる国際会議への出席や海外での講演、メディアによる取材への対応、さらに政府の会合での報告や意見交換などが主な活動です。仕事のメールを処理しながら、これらの活動を実施するのはなかなか大変で、一日36時間くらい欲しいと常々思っています。多忙な時期は、朝型で活動しています。朝5時に起床し、6時に家を出て、7時頃に大学近くのカフェに入り、メールを処理したり、論文や各種の記事に目を通したりします。大学が開門する8時過ぎに研究室に入って作業を始めます。夕飯時まで授業や作業を進める日もあれば、来客を応接したり(東京の各国外交官の方々との懇談や食事会もしばしばあります)、研究会に出席したり、講演を行ったりする日もあります。睡眠時間はなるべく5~6時間はとるようにしていますが、多忙な時は4時間という日も続きます。ということで、教室で授業をしている時間以外に、研究室でお茶をすすってのんびり読書しているわけではありません。

また、夏休みや春休みの時期は、海外出張に出たり、原稿を集中的に書き進めたりしますので、あっという間に終わります。ここ数年はだいたい毎年、アメリカ、中国、韓国、東南アジア、中東、ヨーロッパに出張しています。現地で講演を行ったり、ワークショップ(研究会)で研究報告をして議論したり、政府関係者や専門家らと意見交換を行っています。最新の国際情勢を各国がどう見ているのかということについて、諸外国の研究者・専門家・政府関係者と議論すると、新鮮な発見もあり、それまでの自分の見方や考え方が発展・変化することもよくあります。国際政治の最前線で第一線の専門家らと議論を交わす、これがまさに海外出張の醍醐味です。


<インドネシア大学ASEAN研究センターでのシンポジウムにて>


<日米有識者による富士山会合にて>

ところで、法政大学は皇居という巨大な裏庭や、九段下・神楽坂という素晴らしい台所を抱えていて、その立地が恵まれている事をよく実感します。昼時は、かつて九段下にあって、いまは市ヶ谷に移転した「九段斑鳩」というラーメン屋や、やはり九段にある「とんかつ 針の山」に行ったりします。前者は化学調味料なしのラーメンを提供する専門店で、大学院生の頃からお邪魔しています。素晴らしいラーメンを創作し、多くの人々に幸福感を提供しているご主人をリスペクトしています(いつも「ごちそうさま」と言う時には、ご主人に目線を合わせて伝え、敬意を表しています)。後者は、ソースに加え、4種類の塩でとんかつをいただける美味しいお店です。私はいつも「ヒマラヤ・ブラック」という黒っぽい、少し温泉の硫黄っぽい香りのする岩塩でいただいています。機会があれば是非。これらのお店以外にも、美味しい名店が多数あるのは、大変恵まれた環境だとつくづく思います。

このあたりでプライベートの話を少し。仕事に忙殺される時期は、週末のどちらかは研究室に出向いて作業をしたり、出張で週末がつぶれたりしますが、仕事が忙しくても、なるべく日曜の午前は家族との時間を作って、娘と出掛けたりしています。息子は、中学のバスケ部の活動や友達付き合いで忙しく、もう親離れしたので、週末は保育園に通う娘の遊び相手をしている次第です。ちょくちょく井の頭動物公園や水生植物園に行きます。モルモットや魚と触れ合えるコーナーがお気に入りのようです。夏は、近所のお祭りに行ったりしますが、大好きな綿菓子をいつも買います。


娘は最近、補助輪を外して自転車を乗れるようになりましたが、なんとなくハンドル操作がおぼつかないので、少しハラハラしながら付いていきます。あとはTDLやTDSは、年に1、2回くらい行きます。どこのテーマパークに行ってもアトラクションは、ほぼなんでも大丈夫なのですが、苦手なやつが一つだけあります。それはぐるぐる回るティーカップです。中年にとってあれはアトラクションではなく、もはや拷問です(私の中では通称「地獄のティーカップ」)。井の頭動物公園にもヤツがいますが、なるべく近づかないようにしています。そんなわけで、娘の相手をするのは、なかなか体力を使いますが、気分が癒されて精神もリフレッシュします。

ささやかな気分転換ということでは、出張の飛行機で最新映画を観たり、仕事からの帰り道にiPhoneで音楽を聴いたりします。色々聴きますが、皆さんにはあまり馴染みがないと思いますが、U2というバンドは15歳の頃から聴いています。21世紀に入ってからのアルバムも悪くないですが、個人的には80年代後半のThe Joshua TreeとRattle and Humというアルバムが黄金期だと思っています。その昔、Rattle and Humのツアーのライブ(於:米アリゾナ州Sun Devil Stadium)を収録したビデオがあったのですが、Where the Streets Have No Nameという名曲から始まるシーンを中3の時に見て、当時衝撃を受けたのを覚えています。だいぶ映像が悪くて感動はないかもしれませんが、動画がYouTubeに上がっていますので、ご関心があれば観てみてください。https://www.youtube.com/watch?v=6yzojvZwzQo

そんなわけで、たまに息抜きしながら仕事に追われるというのが私の日常です。乱文で失礼しました。

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