海外研修係 樋口寛昭

こんにちは!
森ゼミ7期生の樋口寛明です。

この文章では、森ゼミの概要とゼミで何が学び取れるかをお伝えします。

大半の方は大学2・3年という貴重な2年間をゼミに費やすわけですから、当然その選択に悩むと思います。しかし、判断基準になるのは一体何でしょうか?「とりあえず単位だけ取れればいいや」「サークルや遊びで満足しているしゼミはなぁ…」となりがちですが、せっかくなら「自分が成長できる」ゼミで学んでみませんか?

森ゼミの授業は「国際システムにおける権力移行と平和的変更の可能性と限界」というテーマのもと、6つほどの班(各班4-5人)に分かれて議論・プレゼンを行っています。2限続きの授業のラスト30分は先生が今日の議論の総括と補足説明をしてくださいます。毎週あるゼミではただ出席すれば良いわけではなく、次回までに担当班がリサーチ・議論しプレゼンの準備をする必要があります。ですが、3年生を中心に役割を振り分け各々が何をすべきかをはっきり認識しているため、だらだらとした雰囲気はありません。一方で、休憩時間や課外活動では2年生も3年生も和気あいあいとしており、オン・オフの区別がはっきりしている所が特長です。
また、勉学の他に社会の一線で活躍されている方やOBOGの先輩方と接する機会もあり、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルを学び・磨くことができます。加えて、ゼミ生も素晴らしい人格の持ち主ばかりで、私の主観ですが“前向き”で“アクティブ”なのが印象的です。時には意見が食い違うこともありますが、お互いが相手の考えをリスペクトした上でさらに議論を深化させることもしばしばです。

次にゼミ内の役割についてです。私は「海外研修係」として、来るアメリカ研修の準備に忙殺されております(笑)。この係はその名の通り、毎年2年生が有志で行う海外研修を企画・運営するものです。研修は大抵の場合2年の春休みに行うため、秋学期から本格的に動き出すのですがテーマ決めから旅行日程の作成と研修の中核を担う重要な仕事です。現在は、次期ゼミ長・副ゼミ長と共にテーマ決めに取り組んでいます。

ここからは、私が森ゼミを選んだ(選んでいただいた)経緯と理由についてです。昨年、国際政治学科の主任は森先生でHOPや国際政治学Ⅰ・Ⅱ(現国際政治学入門/国際政治の理論と現実)の授業を担当されていたのですが、決めた理由は一言で「一目ぼれ」でした(笑)。授業でいつもクールに、理路整然に難解な理論を説明する先生の姿を見て「この人の下で学びたい!」と切実に思いました。しかし、HOPや授業などで学生と接することの多かった森先生人気は凄まじく、公開ゼミでは教室から見学者が溢れるほどでした。そんな状況に怯み他のゼミにしようと考えた私でしたが、「しないで後悔するよりもして後悔したい」との考えからイチかバチか受けてみることにしました。面接は緊張であまりその時の記憶が残っていないような私ですが、幸いにも森ゼミの一員になることができました。

私がみなさんに伝えたいのは、「やらなきゃ何もわからない」ということです。2年という貴重な時間を充実に満ちたものにしたいなら、悔いのない選択をしましょう。「自分が成長できる」という観点で考えた時、森ゼミは最も適したゼミであると私は断言できます。皆さんが森ゼミという運命の相手と結ばれ、来年共に勉強できることをゼミ生一同楽しみにしています!