11/8サブゼミ議事録
夏合宿でのケーススタディ発表後、東南アジア及び太平洋の国々が対中・対米外交において
バランシング―ヘッジング―エンゲージメント―バンドワゴン
A――――――B――――――C――――――D――――――E
どの段階にあるのかを判定しました。サブゼミにおいてこの判定が反証可能となるような各判定の厳密な定義を固めました。
なお、サブゼミで最も焦点を当てたのはB~D、ヘッジングとエンゲージメントの定義についてです。この範囲においては、ヘッジングとエンゲージメントどちらとも取れる外交事象が多々あるため、納得のいく境目を定義するために二週間ほど議論を交わしました。以下が定義となります。
A バランシング
対象国を仮想敵国と断定もしくは、軍事的衝突が起こりうる緊迫状態にある
B ヘッジング
対象国と、国際的「義務」を共有している
ex.・軍縮条約等:相手に譲歩を求めるような枠組みを求めることを指す
C 中立もしくは関与無し
D エンゲージメント
対象国から、国際的「権利」を共有している
ex.・軍隊を駐留させる
・武器供与
・共同軍事演習 等:相互共栄を目指して行われるものを指す
E バンドワゴン
軍事同盟を組んでいる
この定義を元に、来週各自担当国を今一度見直し、軍事面での外交姿勢評価一覧を刷新したいと思います。