10/28
こんにちは
10月28日のゼミ内容をします
今日は2年生による武力介入理論の報告でした
ちなみに「武力介入理論」とは、かなり簡潔に言うと「なぜ大国は第三国に武力介入or干渉をするのか?」ということです
今回は以下3つの理論を発表しました
オフェンシヴ・リアリズム(C班)
ローグローリング(A班)
バランス・オブ・リスク(B班)
細かく書くと長くなってしまうため、武力介入決定までの過程をポイントだけ説明します
まずはオフェンシヴ・リアリズム
①国際システムにおけるパワー面の相対的優位
②介入の利益とコストを比較→“利益>コスト”の場合
⇒武力介入
次にログローリング(談合)
①談合連合の形成
・軍エリート
・政治エリート ←拡張に利益を見出す人々
・企業エリート
②民主的統制の欠落し、「帝国が是なり」というプロパガンダが成功
⇒武力介入・拡張
最後にバランス・オブ・リスク
①相対的パワー、国際的地位によってその国自身のパワーや地位の“損失”を予期(利益<コスト)
②損失回避のため、介入の伴う“コスト”を受容
⇒武力介入
以上のような感じです。説明が足りないところがあるかも知れませんが、ご了承ください笑
この3つの理論を使って、二年生はそれぞれのケーススタディを進めていくことになります!どの理論も興味深くてとてもためになるゼミ内容でした!
冬合宿まで約一か月となりましたが、各自協力して頑張りましょう
以上です