6回目だよ
冬合宿2日目(12月21日Sunday)の授業内容をUPします
前日に引き続き理論をCS毎に検証した後、理論の総括に入りました。
アメリカは将来的に中国(又はEU)に介入する可能性があるだろうか
・肯定の要素:非民主主義国家、中国の経済的急成長、核保有
→アメリカは中国に対して危機感を抱くだろう
・反対の要素:グローバリゼーション、相互依存
→中国が経済成長をすればするほど米中間の相互依存は益々高まる
〈POINT〉脅威を感じない相手に対してはBalance-of-risk理論は発動しない
アメリカは常に敵を欲するのか
自分と比較する相手(=敵)がいることで初めてアメリカは自身のidentityを定義できる
・冷戦期の敵:ソ連
・ソ連崩壊後の敵:日本!? →しかし、明確な敵は存在せず
・9.11後の敵:テロ支援国家
アメリカはどのように単極構造を維持しようとするのか
ソフト・パワーを行使することで反米感情を静める
3つの理論をそれぞれ検証をしてみて、個人的にはOffensive Realismの利益とコストの比較が難しかったです。この理論は国際要因でありながらも、利益とコストのどちらに比重が置かれるのかは当時の政策担当者の個人的見解に依るところが大きいと感じました。
合宿お疲れ様でした
一泊二日でしたが凄く濃かった気がします
もうすぐ2008年も終わりですね
HAVE A HAPPY NEW YEAR!!